日誌

文芸部
2016/07/14

部・局紹介(平成27年度 生徒会誌「あゆみ」より抜粋)

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文芸部

 二年四組 山﨑 理帆

「えぇと、確かここだったような……」 なかなかしたい部活が決まらず、呆然と部活紹介の冊子をめくっていた時に見つけた、聞き覚えのない一つの部活。ちょっとした好奇心が体を押し、その部室を探すため音楽棟の側を彷徨っていた。すると――、

「君、文芸部に何か用?」

 後ろから聞こえた声に思わず振り返ると、マフラーを巻いた一人の少女がこちらを見ていた。

「私は文芸部の部員だよ。君が部室の前に立っているから入部希望かと思って声をかけたんだ」

 そう、文芸部。それが気になっていた部活動の名だ。

「あの、入部とかじゃなくて、見学させてほしいなって思ったのですが……」

「あぁ、成程。でも今日は生憎活動日ではないんだよね、でも活動についての話くらいなら出来るから、中に入るといいよ」

 そう言って彼女は古ぼけた扉をガチャリと開け、近くにあった茶色の椅子に座った。そしてこちらも座ったことを確認するとゆっくりと口を開いた。

「では説明だけさせてもらうよ。私達文芸部の主な活動は、小説や詩などの文芸作品を描いて『襤褸』や『閼伽井』という名前の文芸部誌を作ったり、自分達で描いた作品をコンクールに応募したりすることだ」

 それを聞いてまるで難題を出された時のような気持ちが襲ってきた。『文芸』と名の付くくらいだ、きっと才能のある人達が集まって書いているのだろう。

「それは自分には難しそうだって顔かな?なに、心配することは無いと思うよ、これを見てみて」

 そういって彼女は手元にあった分厚い紙の束を取り出しこちらに手渡した。束の隙間からはざらばん紙に切り貼りされた文書と多彩なイラストが覗いている。

「それが部誌の原本だよ」

「え、本当にこれが文芸部誌なんですか、もっと堅いものが来るのかと……」

 予想外の体裁に驚いていると、彼女は静かに笑った。

「予想外だったかい?うちの部は文芸作品というよりは現代風の作品を書く人が多いんだ。それに、絵を描くのが趣味の子も多いから作品の他にイラストも載っていて堅い印象は薄いと思うよ」

 そう言って立ち上がると彼女はこちらを見て、肩を優しく叩いた。

「文芸部の活動は、大変かもしれないけどそれ以上に良いことも沢山あるよ。もし文芸部に興味が湧いたら、君もこの部活に入ってみない?」

 と、このように拙いながらも小説風に部活の紹介をしてみました。文芸部の活動はとても難しそうな印象がありますが、入部してから初めて小説を書くという部員ばかりですので、誰でも気軽に始められると思います。皆さんもぜひ私達と一緒に物語を創造してみませんか?



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2015/02/21

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第12回福島県高等学校文芸コンクール 文芸部誌部門 優良賞
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